なんていうんだろ・・・きっと、会話の起承転結の承あたりで入ってきちゃったんだな・・・俺・・・・
立川に行ったのは特に理由はありません。
実際、すぐに帰ったし・・・
夜になって母親に保険証を借りて近場のレンタル・ビデオ店にカードを作りに行く。
やっぱ自分のがないと不便ですわ。
店員さんに作り方を聞くに、何か1本借りてからでないと作れないらしい。
舌打ちしつつ笑って見れる映画としてキャシャーンを借りる。
まだ、見てない。
ついでに暖簾の中においてあるビデオも借りていこうかと思ったが財布の中のことも考えて止める。
しかし、この選択が私の精神を救うコトになるとは、誰も予想だにしなかった・・・
DVDを手にレジへ向かい、申込書をもらい記入欄に書き込んでいると私の担当をしていた男性店員さんと女性店員さんが何か楽しそうにこちらをチラ見しつつ話しこんでいる・・・
俺にはこんな楽しそうに異性と話すなんて無理だよ・・・
とやさぐれながら、書き込んでいると男性店員さんに代わり女性店員さんが入ってくる。
この時点で
良かったぁ〜！AV借りてなくて！！
と自らの英断を褒めていた私。
そして、記入用紙を店員さんに渡す。
その際にカードをもらう際に彼女が笑ってることに気付く・・・
ちょっと不機嫌になりつつカードを受けとり、代金を払い、規約を聞き、DVDを受けとるところで顔を初めて見る。
どこかで見た顔なのでネームプレートを見たら
中学1年生のとき、俺をチビ扱いしてた奴じゃん！！！
きっとAV借りてたら、俺この場で奇声上げながら舌噛み切ってたね・・・・と更に安堵する。
私がネームプレートを見たのを気付いたのか、こちらに目を合わせ笑ってくる。
あ、今、お前笑っただろ！！！絶対笑ったな！！！店長しゃんに言いつけるぞ！！
と言おうとするも、後がつかえていたのでしぶしぶ退散。
決して私がヘタレでそんな事を言う勇気がなかったわけではありません。
月が出てない晩の夜道では背中に気をつけろ！！！ブァーカ！！！
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